塩津歯科医院のこだわり塩津歯科医院のこだわり

塩津歯科医院では患者様に快適に
通院して頂けるような
環境作りを心がけております。

院内感染対策

歯科医院の感染予防対策が不⼗分だと、歯科治療を受けたことにより
病気に感染する恐れがあることは最近よく言われるようになりました。
特に肝炎ウイルスやエイズウイルスはその代表的のものです。
当院では以下のような方法で患者様の治療をおこない、
感染予防を心がけています。

1オートクレーブ

オートクレーブ滅菌は、高圧蒸気滅菌とも言い、高温、高圧の飽和蒸気により微生物を殺菌する装置です。

また、患者様の歯を削るタービン、ハンドピース、小さなインスツルメントはオサダのインスツルメント専用オ−トクレーブ(プチクレーブ)で滅菌消毒し、オートルーブで注油し使用してます。

オートクレーブ1

2使い捨て器具の使用

コップ、エプロン、注射針はもちろんのこと、麻酔液のカートリッジ、外科用のメス等を患者様毎に使い捨てています。

このように塩津歯科医院では、皆様の安全のために万全の院内感染予防対策を行っており、皆様に安心して治療を受けていただくことができます。

使い捨て器具の使用

予防歯科システム

むし歯を完治させるのは一回の治療では不可能です。
また完治したと思っても、再度むし歯になる可能性があります。
当院では、むし歯の完治をするため、定期検診を薦めております。
それが早期発見、早期治療に繋がり、予防になります。

1子供の場合

痛い所を触られたりする事は、大人でもいやな(怖い)ものです。
それが本能的にもさわられたくない口の中の場合にはなおさらです。
大人の場合は治療が必要な事を理解し我慢しますが、小さなお子さんは違います。
いやなものはいや、怖いものは怖いのです。
しかし痛くなってしまったむし歯は、何らかの治療をしなくてはなりません。
歯が痛いけれども、治療はされたくなくて大泣きしてしまう様子は容易に想像出来ます。
頭の中が恐怖心でいっぱいになってしまう状態です。

もちろん痛い歯は治療しなくてはなりませんが、お母さんには、『歯科医院には痛くなってしまったむし歯を治療してもらいに来るというよりは、むし歯が出来ていないかどうか、見つけてもらいに来る、というようなつもりでいらして下さい』とお話ししています。

そのように来院して頂ければ、むし歯も小さいうちに発見出来ますし、痛みが出る前の状態であれば、何回か器具の練習をして徐々に慣れていってもらったりする事も出来ます。
また小さいむし歯は治療の範囲も小さく、治療時間も短くて済みます何よりも結果的にお子さん本人の負担が少なくてすみます。
そして定期的な検診をお勧めします。治療してしまった歯を再びむし歯にしない様にする事が肝心ですし、もし仮にむし歯が出来てしまっても小さいうちに発見する事が出来ます。むし歯だけでなく咬み合わせのチェックなども行えます。
何度か行ったことのある慣れている場所で、知っているお姉さんや先生がいて、治療も数回で終わってしまいます。
恐怖心を出来る限り少なくして、安心して治療を受けられるようになるのではないでしょうか。

子供の場合

定期検診の実際

  • 定期健診
    定期健診
    定期検診は3ヶ月に一度、来院して頂いています。
  • むし歯のチェック
    むし歯のチェック
    小児期の口の中は大人と違いむし歯の進行も早く、気が付くとむし歯になって、穴があいていたという事もよくあります。
    早期発見、早期治療を!
  • 歯みがきのチェック
    歯みがきのチェック
    プラーク(口の中の汚れ)に色が付く歯垢染色液を使い、歯みがきのチェックをおこないます。普段の歯みがきで苦手な所が良く分かります。
    衛生士の指導で今よりも口腔内環境を良くして行きましょう。
  • フッ素塗布
    フッ素塗布
  • 型とり、口腔内写真
    型とり、口腔内写真
    1年に1~2回、口の中の模型や写真を作り、比較する事でお子様の歯の萌え変わりや口の中の変化や成長が良く分かります。
    希望される患者様には無料でさしあげています。
  • ぜひ定期検診をお受けください!!
    ぜひ定期検診を
    お受けください!!

2大人の場合

<定期健診の重要性、悪玉菌のすみかのバイオフィルムとは>

歯がある人もない人も、お口の中には、たくさんの細菌がいます。
300種類~400種類の細菌がいるといわれています。
その中の歯周病菌(歯周病原性細菌)とよばれている細菌は10種類程度です。
歯と歯ぐきの境い目(ポケット)の中は歯⾁溝滲出液でみたされており、内側から外側へいつも流れています。
この中で生活できる細菌は、酸素の少ないところで生きてゆく必要があり、また、歯⾁溝滲出液の流れに流されないように、どこかにしがみついて離れないようにする必要もあります。
さらに、その細菌たちは、白血球や抗体といった"体を守る警備隊“から逃れるため、"バイオフィルム"のバリアの中にたてこもってその身を守ろうとしています。
こうしてたくさんの種類の細菌たちは、このバイオフィルムの中で歯⾁溝滲出液から調達される食料を餌としてぬくぬくと口腔内で、暮らしているのです。
細菌たちも、人間と同じように、生活すればゴミが出てきます。
細菌たちが出すゴミの中に、病原性があるものがあり、中でも、エンドトキシンと呼ばれる物質は、歯周病菌の表⾯(外膜)に潜んでいて、垢のようにゴミとして出てきます。
この内毒素は、骨を溶かす強力なエネルギーを持っていて、骨を溶かすことがわかっています。
この外膜をもつグラム陰性菌が歯周病菌(歯周病原性細菌)であることがわかりました。
ポケット内には善玉菌と悪玉菌がいて、この悪玉菌を歯周病菌(歯周病原性細菌)といいます。
この歯周病菌には、グラム陰性嫌気性桿菌が多く、その特徴は、何にでもくっつくことのできる付着装置を持っており、口腔内の抗菌作用、感染防止機構をするりと抜け出し、その間をかいくぐる術を持ち、おまけに自らが病原性のある物質を放出するという優れものであるということです。
このような細菌社会を保ち続けると、私たちの身体はその影響を受けることになります。
私たちは自分の身体をこの細菌社会(歯周病)から守るために、口腔内はできるだけ清潔に保つことが必要です。
まずは、自分の口腔内をよく観察すること。そして口腔内細菌の悪玉菌が潜んでいると思われる、グラム陰性嫌気性桿菌(酸素が少なくても元気に生きている細菌たち)のすみかであるバイオフィルムを取り除きましょう。
でも、ブラッシングなどのセルフケアだけでは頑丈なバイオフィルムは壊すことができません。
1年に3~4回は検診を受け、専門的な口腔ケアを受けることをお勧めします。


<PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥースクリーニング)>

PMTCは口腔内の悪玉菌のすみかである、バイオフィルムを歯科医師や歯科衛生士のように特別な訓練を受けた専門家により、 さまざまな器具とフッ化物配合ペーストを用いて、機械的に選択除去する方法です。

PMTC PMTC